2001.01.19 「マセキライブ’01 〜新宿25:00〜 」 in 新宿・スペース107

 

出演者
ドロンズ (大島直也・石本武)、ファンキーモンキークリニック (高橋卓・藤本昌平)、
バカリズム (升野英知・松下敏宏)、 ホーム・チーム(与座嘉秋・桧山豊)
ストロング・マイマイズ (齋藤正憲・渡辺剛士)、 ハレルヤ(大野泰広・加藤直也)

 

前説
なんとマギー審司さんが前説でした。まずはJ-フォン東京のCMで1000札の役で声だけ出演しているという話を。う〜ん、私は東海地方で実際にこのCMを見たことがないんでなんとも言えないのですが・・・。
そしてライブ中の注意もしてました。「携帯電話の電源は切るかマナーモードにしてくださいね。」と言いつつ「持ってないと安心できない人もいるでしょ?」と言いながら携帯電話(サンプル)を観客に配ってました(笑)
一通り注意が終わったところでマギーさんお得意のマジックを。週刊ホスト→週刊宝石へ変えるたり、1万円を千円に変えたり。最後にはトランプマジックで客席をあっと言わせていました。

オープニング (全員)
真っ暗の舞台上が少し騒がしくなり、曲が流れて舞台が明るくなると・・チアリーダーの格好をし満面の笑みでこちらに微笑みかけているメンバーが!「Everybody say MASAKI MA!SE!KI!」と声を合わせ楽しそうにチアリーディングをするメンバー。足をあげるとパンツがちらっと見えたり(笑)かなりかわいい〜♪と思ってしまったのですが、あれって全員男なんですよね(爆)

スライドによるメンバー紹介。コンビごとに写真と名前が。なぜかファンキーは2人の背が逆転してた(笑)

合同コント1『老刑事』(升野、桧山、与座、渡辺)
「まむし刑事・最終話・さよならザキさん」というサブタイトルまでついてました。定年間近のザキさん(渡辺)が最後に長年追っていた凶悪犯・島田(与座)を捕まえたいと考えていると、その島田が見つかったということを後輩・神谷(升野)が伝えに来る。現場に急行するザキさんと後輩・中村(桧山)。そして・・・島田が出てきた所を取り押さえ見事手錠をかけることができた。喜ぶザキさんと中村。そこにビデオカメラをもった神谷がやってきた。ザキさんの最後の有志をカメラに収めたかった神谷。そういうとザキさんまでその意見に乗り出し、もう1度捕まえる所をやってビデオに撮ろうということになった。「逃げるから止めろ」という中村の言葉は無視。神谷はどこからかロープを持って来て島田に結びつけ中村に持たせた。まずはリハーサルから。妙にカメラ目線のザキさん。島田にもカメラ目線を要求する神谷。2、3回リハーサルを重ねたのちに本番へ。やっぱり本番はロープが入ったらおかしいといって島田に縛り付けてあったロープを外してしまう。そして本番・・・中村の思った通り島田は逃げてしまった。残念がるザキさんと神谷。中村1人で島田を追かけていた。

ホーム・チーム 『My son』
桧山が1人で部屋にいると嘉秋(与座)が帰ってきた。桧山のことを「お父さん」と呼ぶ嘉秋に桧山は衝撃告白をした・・・「お前は俺の子じゃない!」ショックを受ける嘉秋。ある日、桧山は居酒屋で酔ったおじさんを拾ってきた。それが嘉秋だった。そのまま桧山の家に住みつきいつしか息子になっていたのだ。家を出て行くようにいう桧山。行くところがないからここにいさせてくれと頼む嘉秋。しかし桧山の意志は固い。お金をくれたら出て行くという条件をつけ桧山からお金をもらい出て行こうとする。しかし玄関でなにやら音が・・・いつものように○○○をする嘉秋に向かって「こら嘉秋〜!」と飛んでいく桧山だった。

ハレルヤ 『離婚届』
妻・タイコと離婚したいと考える夫(加藤)。そこでタイコの父親(大野)にこのことを相談することにした。タイコが家事を全くしないし、金遣いが荒いことに腹を立てていた加藤。でもタイコは離婚したくないと言っているからとマジメに話を聞こうとせず、加藤がタイコの文句を言ってもかわいい娘の事なので何事もいい方向にとらえる義父。家に怪しいキノコが生えているしで加藤はかなり滅入っていたのだが、義父の熱心な頼みで加藤も考え直すことに。そして一緒に飲みに行きつまみにキノコのスパゲティーを食べに行くのであった。

合同コント2 『塀の中の』 (昌平、松下、与座、大野、卓、升野)
刑務所のとある部屋には昌平、松下、与座、大野、この4人がいた。噂でどうやら今日この部屋から1人死刑が執行されるらしい。ドキドキしていると看守(卓)がやってくる。やはりこの部屋から1人死刑されるそうだ。いつも死刑に使われるのは普通の電気椅子。しかし今回は刑務所100周年記念でゴールデン電気椅子!?それを聞いて松下、与座、大野は大喜び。しかもこのゴールデン電気椅子、24金製で固定するベルトはルイヴィトン。ますます大喜びする3人。その横で1人意義を唱える昌平。看守から死刑されると銅像が建てられるなどの好条件が出されるたびに大喜びし、「♪ゴ〜ルデン、ゴ〜ルデン」と歌い出し踊る3人。しかしどうも納得のいかない昌平は「死刑は3人に譲るよ」と。それを聞いた3人はさらに大喜び。そんな昌平を見かねて看守は死刑執行してくれるスペシャルゲスト・あゆみちゃん(升野)を連れてくる(←意外とかわいい)。感動するのはあの3人だけで昌平は喜びもしない。死刑執行される人を”あゆみちゃんからの質問の答えであゆみちゃんがおもしろいと思った人”となることに。そのあゆみちゃん、なぜか昌平の答えだけに「超〜おもしろいんだけど」と反応。結局、処刑されるのは昌平となった。彼の死刑が執行された直後、ゴールデン電気椅子だけにとらわれていた3人だったがふと我に返っていた。

ストロング・マイマイズ 『悲しい別れ』
別れは急にやってくるもの。特に友達との別れは悲しいんです。実際に渡辺さんは大大大親友との別れの経験があるそうで。そこで友達が転校してしまい、見送るというシチュエーションで別れの場面を再現してみることに。転校する齋藤を見送りにきた渡辺。別れが辛くて泣いているかと思いきやコンタクトが目に刺さっていたり、寄せ書きについてまとめた色紙を持ってきたり・・・。最後には喧嘩ごしになってしまい、本当に友達思いなのかわからない渡辺。そんな渡辺だったがやはり齋藤のことを・・・でもなかった(笑)

ドロンズ 『恋してムーチョ』
「恋してムーチョ」という番組のディレクターをしている石本。その石本の元に彼氏と別れたいというケイコという女から相談を受けた。翌日、彼女から別れを告げられるとは全く知らない彼氏(大島)が待ち合わせの場所にやってきた。そこにはビデオカメラを持った石本の姿が。彼女がやってきて大島に別れ話を切り出すと石本はカメラを構えて近づいてきた。かなりの至近距離で撮り続ける石本。別れる理由は大島の浮気で、大島が謝っているところだけビデオに収める。あとは彼女ばかり。横で大島が何を言おうとカメラは彼女の方だけしか撮っていなかったとさ。

合同コント3 『最後の武器』 (升野、松下、卓、与座、桧山、渡辺)
戦場で武器をすべて失ってしまった兵士たち。もうどうすることもできない。すると隊長(升野)が「みんなに武器を与える」と言い出した。 それは・・・腰を落として低く構え・・・(カメハメハのポーズで)「カ〜メ〜」!?それを見た峯川(卓)は「そんなのできない!」と反論。しかし隊長以下、松下、与座、桧山、渡辺はできると信じきっている。反論する峯川に対して隊長は「オラの言うことが聞けないのか!」と一喝。さらに「キン肉マン世代はあっち行け」と峯川をはばにして練習を続ける。さらに・・・「オラに元気を〜分けてくれ〜」と元気玉まで(練習中、与座のところに元気がたくさん集まってきてしまう)。横で反論し続ける峯川に向かって隊長はこう言った「子供たちの夢を壊すんじゃない!」。そしてこの2つの武器を持って立ち向かう兵士たちだが・・・(暗転)
(スローで)敵に向かっていく兵士。ここぞとばかりに先ほど練習したカメハメハを放つが、次々に殺られていってしまう。隊長も元気玉で立ち向かおうとするがあえなく玉砕。最後に残った峯川もなすすべがなく、反論し続けたあの技を使うが・・・やはりダメだった。

バカリズム 『手術とホームラン 〜森迫選手の願い〜 』
病気で入院中のナオキ君(升野)。そこへ野球選手・森迫(松下)がお見舞いにやってくる。ナオキ君の母親からナオキ君が手術を嫌がっていると聞いていた森迫選手。「手術をすれば治るんだよ」とナオキ君に手術を受けるよう説得に来たのであった。そこでナオキ君に「僕がホームランを打ったら手術を受けよう」という条件を出す。しかしナオキ君から出た言葉は・・・「僕、森迫選手がホームランを打たなくても手術するんだよ」。それを聞いて立場のなくなった森迫選手は「バントが成功したら手術を受けて」とか「試合に出たら」、「松井がホームランを打ったら」など次々に条件を変えていき「ナオキ君が手術を受けたらホームランを打つ」や「ナオキ君がホームランを打ったら森迫選手が手術を受ける?!」という条件になっていた(笑)どんな条件を出しても手術を受けることにはかわりのないナオキ君、森迫選手を追い返す。そして次の日・・・テレビを見ていたナオキ君が目にしたのはホームランを打った森迫選手の姿。そしてヒーローインタビューで彼が言った一言が「ある子供と約束したんです。僕がホームランを打ったら手術を受けるって。」だった。

ファンキーモンキークリニック 『バンド イズ フォーエバー』
昌平がテレビをつけてるとなにやら記者会見がはじまった。その記者会見とはロックバンド”タレントグッズ”の解散記者会見だった。会見に訪れたのはリーダーのギャバン(卓)。他のメンバーは忙しくて来れなかったらしい。大事な解散宣言でかんでしまったギャバン。質問を受け付けるが誰も挙手しないので、自分で考えてきた質問を1人に押し付けていた。今後はメンバーそれぞれが個人活動に入るとかでメンバー全12人の今後の活動を紹介。ボーカルが作ったハードロックバンド「エアインチョコ」は100万枚を売る大ヒットとなったらしい。なぜかこの”タレントグッズ”には人気バンドGやLの人がいたりして。ちなみにギャバンの口癖は「テンチュー」(サンキューのことらしい)で所々で連発していた。そして最後の締めの言葉・・・でもやっぱり噛んでしまったギャバンだった。

おまけ 『瀧島邸殺人事件』 全員
瀧島邸でこの家の主人(松下)が殺された。犯人を捜すべく刑事(昌平・桧山・大野)と共に名探偵(渡辺)がやってくる。1つの部屋に集められた家族たち−娘(加藤)、息子(齋藤)、娘の夫(石本)、息子の彼女(大島)、お手伝い(卓)、運転手(与座)・・・ともう1人謎の人物(升野)?!正直あまりストーリーは覚えてません(笑)とにかくこのおまけ合同コントで目を引くのは升野さんの動き!半袖短パンの体操服姿で足に包帯をしている奇妙な人。みんなには見えていない透明人間役・・・とでも言うべきなのかな?1人お菓子を食べながら歩き回り、いなくなったと思えば今度はシュークリームを食べてて。セリフを言っている人のところへ行って覗き込んだりメガネを取って違う人にかけたり・・・。首に大きなコルセットを巻き、首と足を痛がりながら電球を替えようとしている姿は何とも言えない。升野さんの行動に必死に笑いを堪える他のメンバー。昌平さんは時々後ろを向いては笑っていました。
ちなみにこの犯人は昔、瀧島に家族をめちゃめちゃにされたという恨みを持っていたお手伝い・運転手・息子の彼女(実はこの3人は親子)の共同によるものだった。
このコントでは升野さんに完敗です(笑)

エンディング
ホーム・チーム仕切りで出演者呼び込みとそれぞれに感想を求める。卓さんは先ほどのコントで升野さんが自分のしていたエプロンに電球とシュークリームを入れてきたので「俺のポケットはごみ箱じゃない!」と怒っていました。

 

 

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